rucaoi2007-01-28

新東京じゃなくて、国立新美術館だった・・・。「日本の表現力」見てきました。鳥獣戯画(日本のマンガの最古のものとして展示、かわいい)とサザエさんの原画が見られて満足だったし、70年代での「ベルサイユのばら」の作画の完成度は圧倒的だった、という認識ができた。ただ、オノヨーコの「天井の絵 / YES 」がA4の写真パネルだったのは残念だった。あと、オザワが展示されていた「機動警察パトレイバー」に熱く語っていて、若干ひいた。近未来的な話のアニメってアトム以外、どうも苦手で。
全体としては、日本の表現方法が50年で目覚しく変化して、世界的に見ても独自性があるものなんだ、ということはよくわかった。でも、こういう文化が発展した礎は何だったのかとか、どういう要素があってでここまでの独自性を築いていったのか、をもう少し深く掘り下げてほしかったなー。
国立新美術館の建物自体は、自動ドアが斜めになっていたり、エスカレーターの下の機械部分が半透明になっていたり、おしゃれでした。ただ、これが他の国立美術館の建物のように、世紀を越えて使われるんだろうかという頼りなさはあった。今度は、これと同時に「20世紀美術探検」というのもやっていたので、そっちも行きたい。あと、その後の「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005」も。立地がよいので、美術館周辺のお散歩も楽しそう。いい場所に立ててくれたな!
オザワがイルビゾンテのバッグがほしいと言うので、帰りに二子玉川に行って、見に行った。散々色で迷っていたので、「買わないという選択肢もあるよ」と言ったら、「それもそうだな」となり、買わずに帰ってきた。帰りに駅前で売ってるたこ焼きを食べた。おいかったけど、もうホームで食べる歳じゃないよなあ・・・。さすがに。